VST Instruments Review (12)
フリーのストリングス・シンセの定番 〜Ｃｈｅｅｚｅ Ｍａｃｈｉｎｅ〜
Ｃｈｅｅｚｅ ＭａｃｈｉｎｅはＢｉｇ Ｔｉｃｋ Ａｕｄｉｏがリリースしている７０〜８０年代に多く見られたストリングス・アンサンブル・キーボードをエミュレートしたフリーのＶＳＴインストゥルメントです。
コントロール系はいたってシンプルで、アタックとリリース、トーンコントローラー的な「ブライトネス」のみのオシレータとマスターボリューム、発音数を決める「ＶＯＩＣＥＳ」以外は全てエフェクト関係です。ビブラート的に使えるアンサンブル（コーラス）、スピードが遅めのフェーザー、リバーブとこちらもシンプル。
コントロール系がシンプルなので音作りの幅も狭いのかと思いきや、一般的なシンセストリングスからフルートぽい音やエレクトリック・ピアノ風の音まで作る事が出来ます。勿論、アナログ・シンセのリード音みたいなのは出せませんが。
多機能なシンセで思うようなストリングス音が作れない時などに重宝するＶＳＴインストゥルメントかもしれません。
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★製造・公開 Big Tick Audio
ＨＰ ： http://bigtick.pastnotecut.org/