音響忍者:キーワード

LPF(Low Pass Filter)

 低い周波数を通し、高い周波数を遮断するフィルタ、Low Pass Filter(ロー・パス・フィルタ)の略。

≪シンセサイザーにおけるLPF≫
 減算合成方式のシンセサイザーでは必ずと言っていいほど搭載されているフィルタで、大抵の場合、カットオフ周波数とレゾナンスと呼ばれるの2つの値をボリューム・ポットやスライド・ボリュームで変化させ、音作りを行います。カットオフ周波数はカットする周波数の高・低を、レゾナンスはカットする周波数付近を強調する割合を変化させる様です。
≪フィルタのdb(デシベル)とは≫
 フィルタが周波数はカットするする際、どの程度のレベル(強さ?)で行うかがフィルタのdb(デシベル)値によって決定されます。一般的にdb値が多きほど音色の変化がわかり易く、「効きの良いフィルタ」と呼ばれます。反面、「鋭すぎる」「癖が強い」とも言われる事も。この辺りを考慮sして、db値を選択出来るシンセ(特にソフト・シンセ)も少なくありません。
≪フィルタのPole(ポール)とは≫
 フィルタ回路の単位とでも言えばいいかもしれません。6dbのフィルタを1Poleと呼びます。2Poleが12db、4Poleが24dbとなります。


TOPサイトマップコンタクト | - 音響Ninja 2006-2011 - | 音響忍者についてキーワード